
職場にゆっくりと話す人がいるんだけど、効率が悪く感じて、どうしてもイライラしてしまう・・・!
周囲に妙にゆっくりと話をする人がいませんか?
会話のテンポが遅くて、ちょっと・・・本音はすっごくイライラしています!
チャキチャキっと話を進めたい人は、ゆっくり話す人と会話をするとイラっとした感情が出てしまいますよね。
でも、ゆっくり話す人にも理由や心理があります。
この記事ではゆっくり話人の心理やイライラしない心構え、対処法を紹介します。
ゆっくり話す人の5つの心理

まずはゆっくり話す人の心理を理解していきましょう。
ゆっくり話す人と言えば・・・イメージするのは、カメラマンの渡部陽一さん、女優の深田恭子さん、大竹しのぶさん、政治家の石破茂さん、あたりでしょうか。
性格や状況、立場など色々な理由でゆっくり話す人がいます。有名人を思い浮かべるとイメージしやすいです。
話しながら頭の中で情報を整理している
ゆっくり話をする人は、情報を頭の中で整理しながら話しています。
ごちゃごちゃになった情報を、どの順から話せばいいのか、正確な情報を順番に並べ替えて整理しています。
状況を把握して整理し、内容の要点だけを伝えようと思っていて、そうするとゆっくりな口調になってしまうのです。
このパターンは小学生などの子供が多いです。
相手にはどんな言葉で伝えたらわかりやすいか言葉を選んでいる
相手にどんな言葉で伝えたらわかりやすいか、自分の頭の中で言葉を選んでいることで、口調がゆっくりになることもあります。
状況や流れをそのまま話すこともできますが、相手により伝わりやすい言葉選びで時間をかけて話します。
頭の中で状況を映像→わかりやすい言葉を選ぶ→ゆっくり話すという具合に変換に手間取っていることもあります。
ゆっくり話して落ち着こうとしている
ゆっくり話すことで、落ち着こうとしていることがあります。
自分は話しに夢中になると興奮してくる性格で、できるだけ相手に正確に伝えることができるように、ゆっくり話すことを心がけている人もいます。
意識的にゆっくり話すことで、相手には冷静で穏やかな人という印象が残ります。
せっかちな人よりも落ち着いている人の方が好印象なので、ゆっくり話すことのメリットです。
先の会話の流れを読みながら言葉を選んでいる
ゆっくり話す人は会話の先の流れを考えながら話しています。
会話の内容にツッコミが入らないように、矛盾が生じないように、悪い方向へ進まないようにと気を遣って話していることもあります。
政治家などは発言により色んな影響が出ることから、ゆっくり話して穏便に進めようとしていますよね。
失言しないようにやさしい言葉を選んでいる
心優しい人はゆっくり話しながら、相手を傷つけるような失言をしないように、又失言で問題を起こさないように言葉を選びながら話をしています。
つい本音がぽろっと出てしまうような人は、ゆっくり話すことで失言しないように気を遣っています。
トラブルを起こさないように丁寧に話しています。
ゆっくりな会話にイライラしない心構え

「こっちは急いでいるのに!」と思ってしまいますが、ゆっくり話す人の心理を理解したので、次はイライラしない心構えを紹介します。
とりあえず落ち着く
ゆっくり話す人にイライラした時は、まずは落ち着きましょう。
日ごろから顔を合わせていて、イライラしてませんか?
イライラしていると、できる会話もできなくなります。まずは落ち着くことから始めてみましょう。
そして落ち着いたら焦らずに、相手に合わせて会話を始めましょう。
同じテンポで話してみる
相手のテンポに合わせることで、イライラをおさえましょう。
早いテンポで話す人とゆっくりなテンポで話す人で会話をしていても、いずれかみ合わなくなります。
噛み合わなくなるから、イライラしてきます。
ゆっくり話すことで気持ちも落ち着き、お互いに理解しやすくなります。
じっくり会話の内容を考えながら話す
早いテンポで話す人は頭の回転が速く、直感で答えていく人も多いですが、ゆっくり話すことで会話の内容を深く理解して話すことをしてみてもいいですよね。
自分の感情で会話するのではなく、相手や周囲の意見や感情も考えつつ会話すると、内容に深みが出てきます。
人の心情を深く知ることができ、会話の終着点まで早くたどり着く可能性もあるかもしれません。
相手を受け入れる
ゆっくり話す人と会話を始める時、イライラしますよね?
それはあなたが相手を受け入れていないからです。
会話のテンポが合わずにイライラしてきた過去の経験から、会話する前からイライラしています。
もう相手を拒否しているのと同じ状態です。
相手を受け入れてから会話を始めるべきなのに、拒否反応のある気持ちから入っていっているので、どんどん噛み合わなくなってしまっています。
会話やコミュニケーションをとるためには、まずは相手を受け入れてからです。
会話を早く進める4つの対処法

ゆっくり話す人に、どうしてもイライラしてしまう・・・。
そんな時に、素早く会話を進めるコツを紹介します。

返答が遅かったり、
同じ内容を何回も話したり、
ゆっくり話したり、
はたまた質問とは全然関係ない返答をする時など、
色々な場面で使えます!
ゆっくり話す人以外にも効果がある会話の仕方なので、ぜひ使ってみてください。
単刀直入に知りたい答えの質問をする
ゆっくり話す人と会話をする時は、できるだけストレートに質問をします。
自分が知りたいことを端的に質問するだけなので、回答を待つだけです。
具体的な質問内容で、相手も答えやすくなって、会話がスムーズに進みます。
イエスorノー又は2択の質問をする
ストレートに質問をすること以外に、2択の質問をします。
「これは、○○と××、どっち?」
「あそこへ行く?行かない?」
というように、返事を選択するだけに設定して質問すると、悩む時間も少なく早く答えられます。
ただし、頭の回転が遅い場合は、その返事すらもすぐに返ってこないので、さらにイライラすることもあります。

私の父親がどちらかを選ぶだけなのに、返事まで数十秒かかった時はさすがにイライラします
この2択回答で返事が遅い人は、頭の回転が悪い人なので諦めるしかないです。
会話を先読みして答えや質問を返す
ゆっくり話す人の会話内容を先読みして、答えや質問を返すと会話を短くすることができます。
会話の流れで、こんなやり取りが来るだろうな・・・というのが分かっていれば、あらかじめ先に自分が話しておくと、会話の無駄を省けます。
ゆっくり話す人は、わかりきったことを丁寧に話すことがあり、それらは会話に不要な内容でも流れとして話始めます。
そんな場面を避けるために、先に自分が会話の下地として話しておくと、流れが早くスムーズになります。
会話の要約をしながら進める
ゆっくり話す人は会話を丁寧に進めていくので、詳しく話そうとします。
知っている事柄でもきちんと話していこうとするので、会話のポイント地点で内容を要約しながら進めていくとショートカットできます。
これは通常の会話でもできることで、要約することで、会話の流れを確認したり、また変えたりもできます。
あらぬ方向へ進むのを避けることができるので、ゆっくり話する人との会話以外でも、会話するためのコツです。
まとめ
ゆっくり話す人は情報の整理が少し遅いだけ。
そう思って会話を進めると、ショートカットできる部分や自分がまとめておくといい部分が見えてきます。
相手にイライラせずに、自分が会話をスムーズに進めることができるようになるとイライラも少なくて済みます。
質問の仕方を変えるだけでグンと回答が早くなり、会話の先読みや要約をすると、流れが早くなります。
先読みや要約は慣れるまでコツが必要かもしれませんは、ぜひ実践してみてください。