もしかしてだけど・・・私、恨まれているかもしれない
いつまでも恨みを持ち続けている人ってどんな心理なの?
そして、恨み続けている人ってどうなるんだろう・・・
恨みが強い人っていますよね。
いつまでも人を嫌ってグチグチ言い続ける人。やられたことを忘れないで、ずっと嫌ってます。
どこからそんなパワーが沸いてくるのだろうと疑問に思います。
この記事では、恨みを持ち続ける人の心理や末路などを紹介します。
恨みなんて負のパワーを持ち続けても良いことなんてありませんよ。
恨みが強い人の特徴
恨みが強い人の特徴を紹介します。
自分を不快にさせる人に対してものすごく嫌う
恨みが強い人は、自分が不快にさせる人のことを以上に嫌います。
「ああ・・この人イヤな感じだな」「なんだかこの人と合わないかも・・・」と思っていても、普通の人はいざこざを起こさないように、自分の中で不快な感情は消化していきます。
しかし、恨みが強い人は異常に嫌い、態度に現れます。
そして、不快なことを周囲の人に愚痴としてこぼしていきます。
記憶力が良いのでいつまでも憶えている
恨みが強い人は記憶力が良いので、不快な感情を持続して憶えています。
思い出すたびに、相手に対して嫌悪感や不快感をあらわにします。
人によっては、思い出すたびに恨みを大きくしていくことも。ひどい時はあることないことが記憶として追加されて、いわれも無い言い掛かりを付けられて、恨まれることもあります。
恨まれた人はたまったものではありません。
感情の起伏が激しいが、表情には出さない
恨みを持つ人は感情の起伏が激しいです。喜怒哀楽の感情がありますが、特に「怒」の感情が大きく、それが恨みまで達してしまいます。
過去にイヤなことをされた記憶を何度も思い返し、「怒」の記憶を大きくしていくので、表情には表れにくい場合も。
ふとしたキッカケや不快なキーワードが出た時に、恨みが爆発します。
人とのコミュニケーションが苦手で、自分の中で問題解決する(できていない)
恨みを持つ人は人とのコミュニケーションが苦手&下手です。
下手がゆえに、人間関係での行き違いがあり、恨みを持ってしまうのです。
そして、行き違いを自分の中で考えて問題解決しようとするのですが、最終的に納得できずに恨みとなってしまいます。
問題解決ができているようにできていないのです。
執着心と粘着質な性格で、こだわりが強い
いつまでも恨みを持ち続けている人は、嫌なことをしてきた相手に執着し、しつこくまとわりつく粘着質な性格をしています。
イヤなことをされても人は時間が経つと忘れていきます。
しかし恨みを持つ人はいつまでも怒りを忘れません。怒りが恨みとが交互に感情としてうずまきます。
相手に執着して恨みを持つほど、こだわりが強い傾向です。
いつまでも恨み続ける人の心理
いつまでも恨みを持ち続ける人の心理を紹介します。
私を不幸にしたことを許せない!
恨みを持つ人は、過去にされたことで今の私は不幸になっている→許せない!と思い続けています。
許せない=恨みと言ってもいいかもしれませんね。
被害者意識が強く、相手にも同じ思いをさせないと気が済みません。
思い出しては怒りがおさまらない!私にこんな気持ちにさせて許さない
恨みを持つ人は記憶力がよく、何度も思い出し、思い返します。
思い出す度に怒りが持続します。
過去に嫌なことをされて、今でも思い出して、今でもこんな気持ちにさせた相手に対して許せない気持ちでいっぱいになります。
「私を不幸にした!」と同様、被害者意識が強く、怒りや恨みが積み重なっていきます。
私を不幸にしたお前が笑うな
自分を不快にさせた相手が、笑って楽しそうにしていると、「私はこんなに不幸なのに!」と怒りと恨みを再発させます。
- 私には嫌なことをしてくるのに、他の人には笑顔で対応するのか
- なぜあんたは笑っていられるのか
私は今不幸なのに、相手は幸せになっていると思い、許せない!と恨みと怒りの感情が積み重なっていきます。
あなたが幸せになって私が不幸になるのは許せない
自分に嫌なことをしてきた相手が、自分より幸せになっていると許せない気持ちでいっぱいになります。
自分はイヤなことをされて不幸のどん底にいるので、相手が仕事で昇進したり、誰かと談笑していたり、恋人や家族と一緒にいたりすると、怒り爆発です。恨みがさらに高まります。
必ず絶対あなたを不幸に突き落とす
恨みに復讐心が追加されて、相手を不幸にさせる!と心に決めています。
ここまでいくと常軌を逸している人で、何か悪いことを起こす可能性も出てきます。
仕事の邪魔をしたり、細かな嫌がらせをしたり、睨みつけたりと、行動に移っていきます。
この感情を爆発させる頃には、周囲の人も異変を感じ、離れていきます。
恨みは因果応報となって返ってくる悲惨な末路
「恨み」という負の感情を持っていると、良いことは一つもありません。
因果応報となって、自分へ返ってきます。
恨みを持ち続けるとどうなるか、悲惨な末路を紹介します。
感謝の気持ちがなくなる
恨みや怒りを持ち続けることで、感謝の気持ちがなくなっていきます。
周囲の人に対して、不信感が生まれて、ネガティブな感情ばかりが出てきます。
ネガティブな感情に支配されれば、誰もが自分を不幸にしてくる悪い人たちに見えてきて、落ち着きがなくなってきます。
生活や仕事でミスを連発しイライラがたまってくる
相手への恨みや怒りが感情を支配するので、生活や仕事に集中できません。
集中できなければ、ミスを連発しイライラ。
仕事はミスばかりで周囲に迷惑をかけ、上司には怒られます。
日常生活でもミスをして、損をしたり、同じことを何度も繰り返しは失敗して、イライラします。
悪循環の始まりです。悪いことには悪いことが重なってきます。
負が連鎖して悪い事ばかり起こる
恨みには恨みが寄ってきます。
恨みが負のエネルギーを引き寄せて、恨みを持つ人には悪い事が起こるようになってきます。
感謝の気持ちをなくし、イライラして周囲に八つ当たりをしていると、当然良い事なんて起こりません。
どんどん不幸になり、おかしくなってしまいます。
表情がドス黒く歪んでくる
仕事や日常生活でミスを連発してイライラし、悪い事が悪い事を引き寄せて、どんどん精神的にも疲労してきます。
そうなると、「不幸が怒っているのはあいつのせいだ」「あいつもこいつも、どいつも私を不幸にする」「周囲の人間は敵だ」と思うようになり、性格が歪んできます。
そして性格が歪むと、表情にまで現れて、暗く歪んできます。
周囲に人が離れて孤立する
仕事や日常生活でミスを連発してイライラして、悪い事が起こり、それを人のせいのして、ますます性格や顔が歪んでくると、周囲の人は恐怖を覚えて離れていきます。
最終的には小さな恨みを持つ続けたせいで、大きな不幸となり、周囲から孤立します。
孤立した後も、周囲に恨みを持ち続けて、仕事を退職にまで追い込まれたり、ご近所との付き合いもなくなり、最悪の結末となります。
まとめ
恨みを持つことで良い事は一つもありません。
恨まれるのもいいことではありませんが、恨みを持つ方が最悪の結末を迎えます。
そして恨まれないことに気を付けましょう。
他人に対して、軽んじた態度を取ったり、不快感を与えるような行動はしないように心がけましょう。
もし恨まれたのなら、速攻でその人から離れましょう。
すでに「恨み」まで感情が発展しているので、こちら側としては謝罪をする以上に何もできることはありません。自衛を心掛けてください。