やらなければいけないのに、つい後回しにして結局何も進んでない
ダラダラしている自分に自己嫌悪してしまう・・・
やろうと思ったのに、結局何もせずに終わってしまうことありますよね。
「よし!資格を取ろう!」と思ったけど、問題集を買いに行くのもメンドウになって結局何もできていない・・・。
「よし!今年は日記を書こう!」と決めても続かない。
「よし!今年の目標は・・・」と考えても、結局どうせできないんだろうなぁと心の端で思っている自分がいます。
決心しても、行動できない。
どうせ自分は・・・と悲しくなってきますね。自分に期待もできなくなり無気力になってしまいます。
でもそんな苦しい思いを持つことをしないでください。
行動できないのは、あなたが悪いのではなく、行動できる環境にないからです。
この記事では
- 行動できない理由
- 行動できる環境作り
について解説していますので、ぜひ読んで試してみてください。
「行動できない」で苦しむ必要はない
「自分は行動できなくてダメだ。」
何もしない自分に苦しむ必要はありません。
初めに行動できない苦しさを取り除いていきましょう。
大半は行動しないし続かない
100人いたら、70人は行動しない、25人は1回は行動する、5人が継続するということだ
FRUMEより引用
周囲の多く人は活動的で行動していると思っていますが、実は大半の人は行動していない、そして行動しても継続できていません。
あなただけが行動できないわけではありません。
多くの人が行動できてないと思っていて、そんな自分に嫌悪感を持ちつつも放置しています。
行動している人が目立っているだけ
テレビでは行動している人の特集やニュースが流れます。
ドラマや漫画でも多くのキャラクターが行動しています。
でも考えてみてください。
行動して何らかの結果を出しているから、特集やニュースに取り上げられるんです。
何もなければ取り上げられた人はテレビに出演していません。
きわめて稀だから、特集やニュースに取り上げられるということを理解しておく必要がいます。
そして、マンガやドラマはフィクションです。この時点で「ドラマのあの人は~」と言い出すと、ちょっと引きます。
実在しないキャラクターにあこがれを抱いて比較しているんですから。(あこがれを抱くことは悪い事ではありません)
マガやドラマはキャラクターが動かないとストーリーが成り立たないので、行動力のある設定になっています。
そもそもの比較対象が間違っています。
話を戻しますが、周囲の人たちも何事もきちんと行動していると感じますが、そもそも行動していないことを誰かに話すことはなく、行動している事だけが話題に出るので、みんな行動しているように感じるんです。
人は行動したことしか話題に出さない。
そりゃそうだ。
だからあなたが行動していないのではなく、行動している話題に触れているだけ。
と思っておきましょう。
自己啓発の本がたくさん出版されて売れているのは行動できない人が多いから
そもそも誰もが行動できるのならば、自己啓発の本はたくさん本屋さんに並んでいません。
本屋さん(Amazonでもいいですよ)には、
- すぐやる
- 自分を変える
- 習慣
- 朝活
- 続けるコツ
- 思考力を鍛える
- 時短術
- 片付け術
などたくさんの本が日々発売しています。
これらは「できない人」が購入しています。
できないから、なんとかして解決したい。
そう思って本を買い読んで行動しようとしています。
基本的に人は何か理由を付けないと行動しません。理由を付けても行動しません。
だからみんな行動しようと糸口を探して本を購入します。
行動できない理由は?
大半の人が行動できない・していないのですが、なぜ行動できないのでしょうか。
切羽詰まっていない
行動できないのが、今その行動を始めなくてもいいからです。
まだ時間的に余裕があるなら、今行動する必要がありません。
もう少し後で動き始めても問題ないなら、行動しません。
要するに危機感がないから、行動しないんです。
必要なことではない
「よし!今年は日記を書こう!」と張り切るものの、結局日記は書かずに1年が終わってしまった・・・。
行動できない理由として、必要ではないからです。
日記を書かなければ明日が来なければ書きます。
日記を書いてお金が稼げるなら、毎日書くでしょう。
日記を書いて好きな人と両想いになれるなら、必死で自分の気持ちを書くでしょう。
やろうと決めて行動できていないのなら、必要ないことの場合があります。
やるべきことではないことなのに行動できなかった・・・と悩みのは無駄な悩みです。
その場で気持ちが高揚して決めてしまった
一年の始めに
- 日記を書こう
- ダイエットしよう
- 毎日料理を作ろう
- ジョギングしよう
そんなことを決めても、一年の始めてテンションが上がっちゃって、目標を決めてしまった。
決めてしまったからにはやりたい。
でも行動できない。
という場合も無駄な悩みです。
その場限りの感情で簡単に決めて、その言葉が自分を縛ってしまって、結局できないと自己嫌悪になります。
一人で悩んでいる滑稽な状況になっています。
失敗するのが怖い
そもそも行動できないのは、無意識に失敗を恐れているから。
挑戦するための行動を始めてしまえば後戻りできないので、始める前に心がすくんでしまうんですね。
あなたは真面目な性格で、失敗したら取り返しがつかない、失敗するなら時間の無駄だと考えてしまっていて、中々行動に移せなくなってしまっているのかも。
あなたが行動を移せないのは新しいことを始めようとしている時ではありませんか。
今までの行動できないことを思い返してみてください。
新しい事を始める、失敗を恐れるのは保守的な性格かもしれません。こちらの記事でチェックしてみてください。
行動するのに気合いはいらない!簡単に行動できる7つのコツ
行動できないのは、自分の気合いが足らないからだ。意思が弱いからだと思って落ち込んでいませんか。
違います。「気合い」や「意志」で行動できないんではないんです。
「やろう!」と思った時点であなたは十分に意思があります。
行動できないのは自分の内面ではなく、環境が整っていないからです。
コツを伝授しますので、自分ができそうと思うコツから始めてください。
気負う必要はありません。少しずつできることからで大丈夫です。
コツ①時間を決める
「今日の作業をするのを忘れてしまった!」
時間がある時にしよう・・・と思っていると、忘れてしまうのが人間です。
「今時間があるけど、夕方もできるから夕方にしよう」
という風に漠然と空いた時間にしようと決めていませんか。
そしてさらに、今もできるけど、後でもできるから後にしよう!と先延ばしにしていませんか。
空いた時間にやろうとするからできません。
それならば、
- 〇時から始める
- 〇時から10分だけする
- 〇時~〇時まで集中する
という風に必ずその時間に始めると決めることで心が決まり始めることができます。
毎日必ずできる時間を設定します。
もしくは1週間分まとめて、この時間にする!という時間を手帳やカレンダーに書き込んでおくのもいいですね。
スマホのスケジュールに入力してアラームを設定すると忘れることはありません。
コツ②To Do Listの一番に入れる
「今日はどれをやろうかな~」
と一日のやりたいことを決める時に、リストに入れるけど順番を決めないのが失敗になります。
To Do Listを書いたら、まず一番にします。
- 毎日スクワットを10回する
- 日記を毎日書く
- 英単語を5個覚える
- 5kgのダイエットをする→1kmジョギングする
自分が決めたことの一番目標を達成したい項目を一番初めに行動します。
一番にしてしまえば、その後は何をしても構いません。
その日のやる気のある朝に始めるので、心が折れることなくスムーズに行動できます。
コツ③分割して少しずつ実行する
「資格のための問題集を一冊やり切るぞ!」
というのは失敗のもと。
問題集をすべて一日でやり切るには少々ハードルの高い目標です。
そんな時は
- 毎日一ページずつ進める
- 一週間で10ページすすめる
- 今日は10問だけする
小分けにして少しずつ進めると心理的に取り組みやすくなります。
大量のものを短時間でするのは、やる前から心が折れます。誰でも折れます。
「時間を決める+To Do Listの一番に入れる+少しずつ進める」
と組み合わせることで、さらに取り組みやすくなります。
計画を立てる時はできない計画を立てないこと。余裕をもって時間があまるくらいの量をこなすくらいの目標で進めるのがコツです。
コツ④普段の行動に組み込む
普段の行動に組み込むとながら作業で行動できることもあります。
- 皿洗いをしながらつま先立ちする
- 歯を磨きながらアキレス腱を伸ばす
- 掃除機をしながら片足立ちする
などダイエットのためのストレッチなどは、家事と合わせてできることもあります。
- 朝コーヒーを飲みながら読書する
- 朝紅茶を飲みながら英単語を覚える
- 朝ミルクを飲みながら参考書の問題に目を通りながら考える
ちょっと行儀が悪いけど、できないことではありません。
飲み物をこぼさないように気を付けて、ちょこっと頭の中に情報を仕入れる時間を取ることができます。
ちょこっと情報を頭に仕入れるのが大事で、通勤時間の電車の中でもう一度同じ部分を読んだりすると復習になるので、記憶に情報が定着しやすくなります。
コツ⑤一つのことに絞る
- ダイエットをしたい
- 資格を取りたい
- ジョギングを毎日続けたい
- 本を100冊読みたい
- 英語を話せるようになりたい
目標はたくさんあって、どれも叶えたい!と思うのは欲張りです。
今一番達成したい目標を選んで集中してください。
いくつも同時並行で作業すると気持ちが分散して、できるものもできなくなります。
資格を取りたいなら、空いた時間はすべて資格の勉強をするくらい集中したほうがいいです。
資格の勉強をして、つぎはジョギングをして・・・と考えている時間がもったいないです。
それならばまずは資格の勉強を優先して集中します。
気分転換に散歩やジョギングはいいでしょう。
でもあくまで気分転換までとどめて置いて、毎日ジョギングをしなくても構いません。
まずは一つの目標を達成することに集中してください。
コツ⑥いつまでに完成・完了させるか日にちを決めて逆算する
行動できないのは、期限が決まっていないからです。
例えば
- 夏休みの宿題
- 仕事のプロジェクトの完成予定日
- 経費の請求は月末
など日にちが決まっていれば、それらは期限までに終わらそうと作業します。
なんなら、いつまでできないといけないから〇日にしよう!と日付から逆算して計画をします。
夏休みの宿題はなぜかギリギリできていた。そんな人は多いでしょう。
やらなければいけない期限があると、ギリギリでもきちんとやり始める時を見極めて行動を始めます。
特に資格は試験日が決まっているので、勉強の計画は立てやすいです。
英会話の勉強は期限はありません。しかし、来年の〇月にアメリカに行くぞ!と決めて飛行機のチケットを取れば、もう勉強するしかなくなります。
期限=自分を追い込むと決めて、まずは期限を決めてみてください。
コツ⑦誰かと一緒に始める
どうしても一人では行動できない場合は、友達を巻き込みましょう。
- 友人を一緒にジョギングへ行く
- 友人と一緒の参考書を買って同じペースで勉強する
- 友人とカフェで一緒に勉強する
など友人を巻き込むといいでしょう。
家族では甘えが出てしまうので、友人がベストです。
誰かと一緒なら何でもできてしまいます。
おまけのコツ:スマホはタイムブロッキングコンテナに入れる
おまけに。
一番の敵はスマホです。
スマホがあるとネットサーフィンや動画をつい観てしまいます。
「つい」が道を踏み外します。
ダラダラと時間を無駄に過ごしてしまうので、手元から離しておかなければいけません。
しかし、どうしても手に取ってしまいます。抗えません。
そんな時は「タイムブロッキングコンテナ」を使います。
時間を決めてこのタイムブロッキングコンテナの中にスマホを入れておくと、集中できます。
集中する時間を決めておけば、気持ちも引き締まります。
初めはツライかもしれませんが、大丈夫。慣れればスマホを集中している時間は手放せるようになります。
まとめ
行動できないことが苦しくてツライ。
そう思うのはやめましょう。
みんな行動できなくて悩んでいるので、あなただけではありません。
そして行動できないのはあなたの気合いややる気、根性がないせいではありません。
環境ができない状況を作っています。
テレビやスマホ、ゲームなど誘惑を誘うものはたくさんあります。
それらを断ち切って、少しずつ行動できるようになりましょう。
初めはツライですが、慣れてくるとできるようになります。
私は半年くらいかけて、テレビをつけっぱなしにするのをやめました
テレビは時間の無駄です。テレビに前から動かなくなるので何もしなくなります
情報はネットで手に入れる方が早く、幅広く集められます
スマホやテレビから離れることで、時間ができ、何でもできるようになります。
脱依存が出来れば、むしろ嫌悪感が出てくるほどスマホやテレビを観なくなります。
行動したら、世界が変わる。
これは本当です。行動して確かめてください。