この前嫌味を言われてムカついたんだけど!
でも私、嫌味を言えないのよね
嫌味を言う人の気持ちを知りたいわ!いったいどんな気持ちで嫌味を言ってくるのよ!
職場に1人は嫌味を言ってくる人、いますよね。
性格がにじみ出ているというか、性格が悪いというか(直球)。
私は嫌味を言う知恵がないので言えませんが、嫌味の言う人はどんな気持ちで言ってるのが疑問に思います。
この記事では嫌味を言う人の心理や対処法、末路などを解説します。
嫌味を言う人の心理
嫌味を言う人の心理を解説します。
あなたのことをできない人だと思っている
嫌味を言ってくる人は、あなたのことを仕事ができない、どんくさい人だと思っています。
自分の方が仕事ができるから、つい嫌味を言ってしまいます。
「どうしてこんな簡単なことができないのか?」
「なぜこういうやり方をするのか?もっと効率よくできるだろう」
などと思っています。そう思いつつも、自分の方が優秀だと優越感に浸っています。
自己肯定が低いので、うらやましくてトゲの言い方になる
嫌味の言う人の中には、自己肯定感が低く、あなたのことを羨ましく思ってついトゲのある言い方になります。
人が楽しそうにしていたり、幸せそうにしていたり、または友人と仲良くしていたら、嫉妬心が生まれ、嫌味な言葉がつい出てしまいます。
羨ましいけど、それをうまく言えず、自分の中でも消化できないことってありますよね。
八つ当たりに近い感じです。
うらやましいが負けたことを認めたくない
先ほどの「自己肯定が低くてトゲのある言い方になる」のと似ていますが、負けたことを認めたくなくて、嫌味を言う人もいます。
シンプルに言えば、子供がケンカに負けた時に言う吐き捨てる言葉と同じようなものです。
負けを認めたくないから、嫌味として言葉が出てきます。自分のプライドを必死に守ろうとしているんですね。
さりげなく嫌味を言う人の心理は?
嫌味の言い方にもパターンがあります。
まずは「さりげなく嫌味を言う人」。
サラッと流れるように、普段の会話のようにさりげなく嫌味を言ってくる人がいます。
表情も声色も変えずに、嫌味って気付かないでしょ!とイラっとしてしまいます。
さりげなく嫌味を言う人はいくつかの理由として
- 周囲には嫌味を言っていることを気付かれたくない
- ちょっとムカついたので、一言言って、それでストレス発散
- 相手に伝わらなければ、まあいいか
- 本人は嫌味と思ってなくて、相手が嫌味として取ってしまう
1~3つ目は、軽く言っておきたい気持ちの場合ですね。
4つ目は本人は言ったつもりがないのに、相手には違った意味で伝わって怒らしてしまっています。言葉選びが悪くて、人間関係をこじらせています。
周囲にはバレないようにしたり、一言言っていかなければ気が済まない性格なあたり、少しややこしい性格ですが、妬みや恨みが深くはなく、比較的あっさりしています。
たちが悪いのは次の「笑いながら嫌味を言う人」です。
笑いながら嫌味を言う人の心理は?
笑いながら嫌味を言う人は、嫌味を言う相手をバカにして見下しています。
完全に自分より弱い、頭が悪いと下に見て、舐められています。
どんなに嫌味を言っても勝てる自信もあるのでしょう。
笑ながら嫌味を言われたあなたは、おそらく嫌味を言われても言い返せない性格です。何も攻撃してこない人には余裕で言いたい放題してきます。
嫌味を言われやすい人の特徴
嫌味を言われるような人はどんな人?
今までの過去に嫌味を言われた人は、当てはまるかチェックしてみてください。
反論できない大人しい性格
言い返さないような大人しい性格の人は嫌味を言いたい人の最高のターゲットとなります。
言い返してこないなら、言ってスッキリしよう!とやりたい放題です。
ただ大人しい性格だから嫌味を言うのではなく、日頃からそんな性格の人に嫌悪感を持っていて、ここぞとばかりに嫌味をいうチャンスを狙っています。
隙がある
嫌味を言われやすい人は、どこが抜けてて隙があります。
その隙を目ざとく見つけて、嫌味を言ってきます。
抜けてて隙があるのも、格好のターゲットです。
例えば、
- ミスが多い
- 行動に一貫性がない
- 過去の発言を忘れる
などツッコミを入れやすい人がいますよね。そんな人です。
すぐ表情に出るがごまかす人
嫌味を言われたら、すぐに表情が出るけど、ごまかすような人もターゲットにされやすいです。
表情に出ると、嫌味が効いていることがすぐにわかり、反応を楽しみます。
イラっとしたり、ムッとしたり、明らかに怒っているような表情をしているのに言い返してこないので、見下してバカにしています。
嫌味が効いているという満足度もあります。
自分の嫌味で相手をコントロールできるのが、自分の方が優位な立場にいるので楽しいのです。
嫌味を言ってくる人の対処法
嫌味を言ってくる人をそのまま放置していても、ずっと嫌味を言われ続けるだけです。
しかし対処する方法を知っていれば、ストレスがぐっと減ります。
できることからぜひ実践してみてください。
笑顔で嫌味を肯定してみる
嫌味を言ってくる人は、相手にダメージを与えるために言葉を選んで言ってきます。
心に余裕があるのならば、笑顔で嫌味を肯定して受け流しておくといいです。
相手を傷付ける言葉を選んでいるのに、笑顔で右から左へ流されると、ちっとも楽しくありません。せっかく嫌味を言ったのに無駄足です。
例えば、
「髪切ったのね、以前の長い方がかわいかったわよ」
「そうですよね、はは、私も以前の長い方がかわいかったと思います」
というように、相手の嫌味の言葉を繰り返しながら笑顔で言うと、相手がイラっとします。
嫌味を吸収して無効化してしまうと、次の嫌味へ意欲が減っていき、いずれ嫌味を言われなくなります。
聞こえないフリをして聞き流す
嫌味を言われても、聞こえないフリをして聞き流し、会話を進めてしまうのも、相手の出ばなをくじきます。
嫌味を言ってくるのは、相手の反応を見て楽しんでいるからです。
人によっては、何度も嫌味を言ってきて反応を見ようとする人もあらわれるでしょう。けれど、それらすべての嫌味を聞こえないフリして聞き流していきましょう。
反応が無ければ、嫌味を言う理由もなく、興味も失ってきます。
同レベルの嫌味を返す(おすすめできない)
これはおすすめできませんが、あなたに語彙力があれば、同レベル、又はそれ以上の嫌味を返して、相手より優位な立場に立ってしまうことです。
おそらく今まで嫌味を言われているのなら、反論できない大人しい性格なので無理でしょう。
そしてリスクがかなり高いです。嫌味を言い返してくる相手だとわかると、対抗意識を燃やして、さらに悪化していくこともあります。
周囲から見ても不快感があるし、体力も精神力も消費していきます。
一つの方法としてですが、これはしない方がいいです(書かなきゃよかったと思ってしまった)。
嫌味を言う人のかわいそうな末路
嫌味を言う人は近い将来、必ず不幸な結末をむかえます。
嫌味で返されるようになる
世の中には、嫌味を言われて黙っていられない人もいます。
嫌味を言われたら言い返されたり、周囲が一緒になって嫌味で言い返されたりします。集団になると何でも言える心理で、1対多の構図になっていきます。
今までの自分のしてきたことが、まわりまわって、自分に帰ってくるのです。
周囲に嫌われて、誰もいなくなる
嫌味を言う人は、1人だけでなく、色んな人に言っています。
そんなことをずっと続けているので、1人2人と離れていって、周囲には誰もいなくなります。
誰かに嫌味を言っている場面は、周囲の人は目ざとく見ています。自分は嫌味を言われていないけど、あの人は性格が悪いなと感じ近寄りません。
居場所がなくなり退職まで追い込まれる
周囲に誰もいなくなって孤立して、居心地が悪くなり退職まで追い込まれます。
嫌味を言う人とは仕事をしたくありません。一緒に仕事をしてミスをしたら嫌味をいわれるのだから、誰もがイヤがります。
仕事をいっしょにするのも嫌だし、お願いするのも、されるのも嫌です。とりあえず一緒に仕事したくないです。
いくら仕事ができても、周囲の信用を失えば、いい仕事はできません。
周囲は悪くありません。身から出たサビですね。
性格の悪さが表情や態度に現れる
嫌味を言い続けると、性格や態度にも出てきます。
嫌味を言う人は周囲の隙を見つけるために周囲を払ってみています。まず目つきが違います。
相手の弱みを見つけようとする目つきは、気持ち悪いし悪意があります。
人はそういう第六感に訴えかけるような雰囲気は素早く察知するので、「気持ち悪い」「じっと見てきてウザい」などと言われ嫌われます。
このような身に沁み込んだ性格や態度はなおせるものではありません。
まとめ
嫌味を言う人は、
- 相手を見下して嫌味を言う人
- 嫌味を言うつもりはないけど相手が嫌味として受け取ってしまった
2つのパターンがあるので、まずはそこを見分ける必要があります。
後者のパターンなのに、「嫌味を言われた!」と被害妄想になりすぎないように注意が必要です。
相手を見下して嫌味を言ってくる人には、必ず因果応報のツケが回ってきます。
嫌味を言われたからといって、嫌味で対抗するのは愚策です。ここは穏便に受け流したり、聞こえないフリをして荒立てないようにするといいですね。