
保守的な考えの人って、どうしてこう融通が利かないの?!
あぁ!もう!
イライラしちゃう!
保守的な考えの人にイライラしていませんか?
古い考えを持っていて、決して譲ろうとしません。古い考えが悪いわけではなく、新しい考えも取り入れてみてはどうか・・・とよく思います。
身を守る考えばかりが優先して、現代の思考とは合わない場面もありますが、中々動こうとしません。
そんな保守的な人の心理やなぜ保守的になったのかを考えつつ、保守的な人にイライラした時の対処法をこの記事では紹介します。
保守的な考えを理解することで、うまく対処できるようになります。
保守的な人とは?

保守的な人というのは、伝統などを重んじて変化を避ける傾向があります。新しいことに挑戦して失敗するリスクを避けて、安定を求めて安心感を大事にします。
- 伝統を重んじる
- 古い考え方に固執する
- 習慣を固持する
- 新しいことには懐疑的
- 変化が嫌い
- リスクを避ける
- 極端な意見を嫌う
- 現状維持が大事
- ルールを守る
- 失敗を恐れる
というような特徴があります。
特徴からみて、保守的な人は消極的でマイナス思考なので、内に籠りやすいタイプです。
なぜ保守的な考えになったのか?

では、なぜ保守的な人は保守的な考えになったのでしょうか。
保守的な考えは悪いわけではなく、今までの経験や周囲の環境に理由があります。
過去に失敗ばかりして心が折れている
保守的な人が元から保守的な考えだったとは限りません。
本当はポジティブでアクティブな人だった可能性もあります。
人生を歩んできて、人は何度も失敗します。失敗しない人はいません。
しかし失敗に対して弱い人と耐えられる人と強い人と、色々なタイプがいます。
挑戦し続けて、失敗を何度も繰り返し心が折れて、変化することを諦めてしまった人が保守的な考えにたどり着いてしまったのかもしれません。
変化をしても失敗してしまい、現状維持や昔からのやり方が正しかったと考えを改めてしまったのです。
伝統を重んじる家に生まれ育てられた
失敗ばかりして心が折れて保守的な考えになった人以外にも、生まれた家が伝統を重んじている家系だった場合は、本人の常識が保守的な考えになる場合もあります。
家系由来だと伝統や価値観を重視する考え方で保守的になりやすいです。
何十年何百年も確固とした安定で家を守ってきたのなら、当然の考えと言えます。
そのため、新しい事や考えは受け入れにくくなります。
保守的な考えを持つようになったのは、経験と環境によってが大きいです。
「頭が固い」と決めつける前に、なぜ保守的な考えになったのかを一度落ち着いて考えてみるとイライラが軽減しますよ。
保守的な人の3つの心理

保守的な人の特徴や、なぜ保守的になったのかを踏まえた上で、保守的な人の心理を解説していきます。
現状維持できるだけでスゴイ!
変化や失敗を恐れるため、現状維持ができるだけで満足しています。
保守的な人は今の状態より下げることなく、今の状態を続ける方が難しいことをよく理解しています。
過去の経験からの失敗で、お金や信用を失ったりせずに、今のいい状態を続けることよりいい状況はないと思っています。
今までのやり方でやってきたので、やり方を変えたくない
保守的な人は現状維持できること自体すごい事だと思っているので、今までのやり方を変えたくなりません。
やり方を変えて、現在の状況より悪くことを恐れています。
また長年今の状態を続けてきて、いい状態を保っているので自信があります。そのためわざわざ新しいやり方を取り入れる必要性を感じていません。
新しいことをして失敗するリスクを回避したい
現状維持できるだけでスゴイし、今までのやり方に自信を持っているので、新しい事をして失敗するリスクがあるので、避けるべきと考えています。
新しい挑戦はリスクの可能性が高く、リスクを避けるためには消極的になることが必然です。
保守的な人の意見にイライラした時の4段階の対処法

保守的な人は考えが固く、中々動きません。
そんな保守的な人の行動を理解した上で、対処法を考えていきます。
1.冷静になって相手の意見を聞く
まずは、相手の話や意見を冷静になって聞いてあげましょう。
あなたが言った意見に反対する保守的な人にも、ちゃんとした考えがあります。
感情的にならずに、相手の考えを理解することで、解決の糸口が見えてくることがあります。
2.保守的な意見を一旦聞き入れて共感する
頭ごなしに保守的な人の意見を否定せずに、話を聞き、理解し、自分の頭の中で整理しましょう。
そして、理解して共感や同調したことを相手に伝えます。
開口一言目で否定されると、誰でも反感の感情を持ってしまいます。
だからまずは話を聞き理解して共感することで、一歩進んだことになります。
3.共通の利益や意義を見つけて話す
保守的な人の意見を聞いた後は、お互いの共通の目的やメリットを見つけて、話をしていきましょう。
メリットを理解すれば、保守的な人も考えを和らげる可能性があります。
メリットを離した後は、リスクの有無や小ささを理解してもらいます。
この時点で、話をしている自分にとっても、計画や行動のメリットやデメリットの整理ができてきます。
お互いにプラスやメリットが大きければ、話が大きく前進します。
4.いさぎよく諦める
もし、話を聞き、共感し、メリットを話をしても、テでも動かないくらい強固な意志を持っている相手なら、潔く諦めましょう。
メリットがあっても、自分のメリットであって、保守的な人には大きなメリットではないのではありません。
人は自分の得になる時には、どんなことがあっても動きます。
動かないのではあれば、メリットになっていない可能性もあります。
話が平行線になっている状態で、会話を続けても無駄です。ここでは潔く諦めましょう。
きっぱり諦めることでこじれることなく、ほどよい関係を保つことができます。
まとめ
保守的な考えの人に対しては、一方的にイライラせずに、まずは考えを聞き理解してあげます。
そして、お互いで相手の意見を理解して対処していきます。
頭が固い!と一方的にイライラせずに、まずは一歩近づけるように努力してみるといいですよね。
「ムリだ!」と思ってしまったら、頑固な保守的な人を相手にする必要はありません。ほどよい関係を保ちつつ、関わらないようにすればいいでしょう。
相手は変わりません。
だから、自分が変わりましょう。
そうすればストレスも軽くなりますよ。