
私が話をしていると、ものすごく相槌が早いのよね、あの人・・・
相槌が早いと話しづらいし気になるし、話しにくいし・・・
会話している時に妙に相槌が早い人っていますよね。
相槌が適当だったり、興味なさげに返事をされると、(ちゃんと聞いてる?)とついイライラしてしまいます。
この記事では、相槌が早い人の心理や対処法についてまとめてみました。
また下手な相槌や上手な相槌もまとめているので参考になればうれしいです。
相槌が早い人の心理

まずは相槌が早い人の気持ちや心理を紹介します。
あなたの話を聞いていない
相槌が早いのは、ずばりあなたの話を聞いていない可能性があります。
話を聞いているようで、内容は耳をすり抜けて、頭の中では違うことを考えています。
会話の言葉が頭に中に残ってその言葉について他の事を想像している場合や会話とは全く違うことを考えている場合など色々ありますが、スマホ画面を見ながら相槌を打っている場合は全く話を聞いていません。
話の内容に興味がない
会話の内容に興味がない場合も適当に相槌を打ち、会話を早く終わらしたい気持ちが心理があります。
興味のない内容について、相手の気持ちを考えずに自分の気持ちを優先して態度に出る人です。
興味がなくて一生懸命聞いてくれる人もいますが、自分に気持ちが態度に出るような人は相槌が早くなります。
そしてそんな態度をとっている事を自覚していません。
緊張している
会話している相手が緊張している時も相槌は早くなることもあります。
上司と部下、憧れの人を前にしている、緊張する状況例えば多くの人の前で演説するなどの場合、会話に集中することができずに、上の空で相槌を打ってしまいます。
他にも、人と話すことが苦手で誰に対しても緊張してしまう人もいます。そんな人は日常会話でも相槌が不自然になったり早くなったりします。
性格からくるクセ
せっかちな性格は相槌が早くなることもあります。
性格からくる相槌なので、誰にでも相槌が早くなりがちです。
それが本人の自然な態度で、無意識な相槌なので、行動の何もかもをせっかちに進めていきます。
相手をイラっとさせる下手な相槌

相手をイラっとさせる下手な相槌を紹介します。
どれが一つはあなたもイラっとしたことがあるはず。
そしてあなたが相手に対してそんな相槌をしていないかチェックしてみてくださいね。
イラっとする相槌の種類
イラっとする相槌って色々あります。
- 「はいはい」
- 「うんうん」
- 「ふんふん」
- 「ほうほう」
2回繰り返す返事は、相手の言葉を軽んじているように聞こえます。
- 「あーーー」
- 「ふーーん」
- 「へぇーー」
母音を伸ばす相槌は興味の無さを前面に押し出しているように聞こえます。
- 「なるほど」
- 「確かに」
- 「マジで?!」
上から目線の返事や大げさな相槌も、会話の内容や状況によっては相手をイラっとさせます。
これらの言葉が悪いわけではなく、発音や発声の仕方でイラっとさせることも多いです。
多用するとイラっとすることもあります。
食い気味で相槌する
会話をしていて、相手の言葉をさえぎるような相槌は、相手をとても不快にさせます。
食い気味で返事をすると話を聞いていないように感じます。
会話が盛り上がり同調するような返事ならば相手も楽しめますが、食い気味な相槌や反論は避ける方がいいですね。
変なタイミングで反応する
変なタイミングで相槌を入れると、会話を聞いていないように感じます。
最悪、変なタイミングで相槌を入れてしまったばかりに会話が終了してしまうこともあります。
ぶっちゃけていうと、コミュ障の人は相槌を変なタイミングで入れるので、会話の雰囲気が変になります。
相手の言葉を繰り返す相槌
会話をしていて、内容を理解していても、相手の言葉を繰り返す相槌は相手を不快にさせます。
相手の言葉をそのまま復唱する相槌は確認時以外はおすすめできません。
「ここを修正しておいて」
「はい、ここを修正しておきます」
簡単な会話ですが、復唱しているだけでロボットのような感じになり、相手からするとバカにされたようにイラッとしますよね。
大げさで声が大きい
- 「へぇー!!」
- 「すごいね!!」
- 「ほんとに!!」
ビックリマークが語尾に2つつくくらいの大げさな相槌も、相手に不快感を与えます。
日常会話で大げさに反応されると、バカにされたように感じますよね。
小刻みに首を縦に振る
- 「うんうんうん」
- 「ふんふんふん」
というように、小刻みに首を縦に振るような相槌は、聞いていないような、バカにされたような気持りになります。
挙動不審なしぐさと返事をされると、違和感があり、何度も繰り返されるとイラッとします。
【知っておくといいよ】話が盛り上がる上手な相槌

会話は楽しい方がいいです。上手な相槌をすることで、会話が盛り上がるので、ぜひ使ってみてください。
感情を入れて、言葉にする
- 「おもしろそうだね、私もしてみたい」
- 「かわいいね、私も好き」
- 「かっこいいね、私もそうなりたい」
など相手の話の内容に共感しながら、自分の感情も一緒に伝えると会話が盛り上がっていきます。
共感が相手と寄り添う態度を示しつつ、一緒に楽しみたい気持ちを伝えています。
そんなあなたの態度や気持ちが相手をうれしくさせます。
状況をまとめる
会話の流れや要点をまとめるような相槌を入れると、会話もスムーズに進みます。
スムーズな会話をしていると、リズムもよくなり楽しくなってきます。
リズムのいい会話は、お互いに楽しみ理解している証拠です。
「楽しそう!」「おもしろい!」「いいなぁ!」「私もしたい!」と明るく反応する
相手をうらやむ気持ちを出しつつ、笑顔で相槌を打つと、会話が明るくなっていきます。
人はちょっとしたことでもうらやましがられたりすると、自慢できたような気持ちになりうれしくなります。
相手を自然に持ち上げるようになると、気持ちよく会話ができます。
相槌が早い人への対処法

最後に、相槌が早い人に対して、どのようにすればいいのか対処法を紹介します。
会話をやめる
相手の早い相槌や態度を確認して、会話を止めてみましょう。
- 会話を聞いていない、耳から耳へスルーしている
- 会話の内容に興味がない
- スマホ画面を見ている
- こちらを見ていない
など明らかな態度をとっているなら、会話をしても意味がありません。
不毛な会話を続けても無駄なので、会話終了です。
クセで相槌が早い人は諦めるしかない
性格やクセで相槌が早い人がいます。普段からせっかちな人は相槌も早いです。
相手を変えることは不可能なので、相槌をしているけれど、話を聞いているのか、話に興味あるのかを確認しながら、会話しましょう。
「この人はせっかちな性格で相槌も早い。だからこれがふつうの会話」
と諦めることが肝心。相槌が気になってストレスを溜めることは避けていきましょう。
自分より立場の下の人には近況をほぐしながらゆっくり話す
相槌が早いのは、立場が上の人に対して緊張している状況の場合、あなたはゆっくりと話をして相手をリラックスさせてあげることが優先です。
上司や部下、憧れの人と対面しているというような状況でうまく会話できないなら、上の立場であるあなたが誘導して、その場を進行してあげましょうね。
まとめ
立場や性格など色々な状況で相槌が早くなることもあります。
また会話を聞いていない、興味がない時の相槌は、あなたと相手の相性が悪いので、会話をやめるといいです。
職場での会話で相槌問題があれば、あなたがうまく誘導できます。
家族や友人との会話での相槌問題は、一旦会話終了です。
ストレスを溜めないためには、相手と自分の関係を整理して、うまく会話していきましょう。